当院と保険薬局との情報連携について
服薬状況の一元的・継続的な管理の重要性を考慮して,当院と保険薬局との入退院時連携を下記のとおりとし,いずれも患者さんの同意を得て実施します。
≪入院時連携について≫
当院→保険薬局
入院予定または入院患者さんの薬剤の服用歴,副作用の発生状況について不明な場合,保険薬局へ電話等で問い合わせいたします。
手術や検査等で事前に中止が必要な薬を服用中の患者さんで,入院前に保険薬局との情報共有が必要な場合に,手術や検査日と薬の中止指示などについてお薬手帳への記載や電話等で情報提供します。
保険薬局→当院
入院予定の患者さんの服薬に関して特別に情報共有および留意すべき事項がある場合*,施設間情報連絡書を用いて入院予定日を記載の上,薬剤部調剤室にFAXを送信してください。
FAX番号:082-257-1582(広島大学病院薬剤部・調剤室)
*特別に情報共有および留意すべき事項の例
・在宅訪問薬剤管理指導を行っている場合の服薬状況に関する情報
・薬剤の適応外使用等についての処方医との確認事項,申し合わせ事項
※来局時に患者から聞き取ったアドヒアランスや残薬調整に関する情報など,即時性は低いものの処方医師への情報提供が望ましい内容については,トレーシングレポートでご対応ください。
≪退院時連携について≫
退院前合同カンファレンスは,主に退院後に在宅療養が行われるケースで,在宅医,訪問看護師等多職種での情報連携が必要な場合に実施しており,すべての退院患者で開催するわけではありません。
患者さんの在宅支援が可能なかかりつけ薬局で,カンファレンス参加希望の場合は,施設間情報連絡書に退院前合同カンファレンス参加希望ありにチェックをして,FAXを送信してください。在宅支援,無菌製剤調製,麻薬注射調製の可否についても記載をお願いします。
FAX番号:082-257-1582(広島大学病院薬剤部・調剤室)
カンファレンスが開催される場合には,患者さんの希望と在宅医との話し合いで在宅支援薬局を決定し当院より連絡します。
TEL:082-257-5555(代)(担当:薬剤部 柴田・真志田,平日8:30から17:00)