救急・集中治療

救命救急センター・ICU(Intensive Care Unit)では外傷,熱傷(やけど),心筋梗塞,脳卒中,けいれん発作,薬物中毒など,様々な患者が入院します。重症度の高い患者も多く,病態の変化が大きいため,薬剤師は幅広い薬・疾患の知識を必要とされます。広島大学病院では救命救急センター・ICUに専属で薬剤師を配置し,医療チームの一員として薬物治療に大きく貢献しています。

救命救急センター・ICUでの薬剤師の役割

<救急患者入室時>

お薬手帳や通院歴から患者の今まで使用している薬剤,禁忌薬剤,アレルギーの有無,副作用歴の確認を行います。

<治療薬剤の確認>

救命救急センター・ICU入室の患者は薬を解毒する肝臓,薬を体外に排出する腎臓の機能が低下している場合もあり,薬剤の投与量の細かな調節が必要です。そのため薬剤師は医師と協議しながら,患者に最適な薬剤の種類,投与量,投与方法を提案します
また救命救急センター・ICUの患者は何種類もの注射剤を使用することがあります。そのため、注射と注射が混ざることによる変化(配合変化)を起こさないように確認しています。

<薬物中毒患者への対応>

中毒の原因となった薬剤・薬品の情報,処置方法,解毒剤等の情報提供を行います。