TDM

入院及び外来患者さんの薬物血中濃度を測定し,その評価,解析,投与設計(TDM;Therapeutic Drug Monitoring:薬物血中濃度モニタリング)を行っています。1日の平均は50件程度で,毎月1,000件以上の血中濃度を測定しています。

対象薬剤を投与中の患者さんに適切な医療を提供することや薬物中毒の患者さんに対して治療方針を決定すること等へ貢献しています。

TDMには「薬物動態」という学問が必要不可欠で,この分野は薬剤師の専門性を発揮できるところです。薬物血中濃度を治療域に入れることが全てではなく,果たして得られた血中濃度は患者さんに適切なのか。この薬剤が適切なのか。といったように,患者さん個々の臨床症状に重点を置いた解析が必要となります。この解析を繰り返し行うことが,患者さん個々に最適な医療を提供することに繋がると考えています。

投与設計後は医師に適切に情報提供し,処方提案を行います。投与量変更等の重要性を医師に理解してもらうことで,今ではほとんどの提案を受け入れてもらえます。その分責任が大きいですが,やりがいがあります。医師,看護師と連携が不可欠で,チーム医療の一員として貢献しています。

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測定の様子 解析の様子