がん

癌チーム-安心できる癌治療を目指して-

癌の治療法にはいくつかあり、例えば乳がんは、手術、化学療法、ホルモン療法、放射線療法など選択肢が非常に多い病気です。
また薬物療法のうち、内服抗がん剤および内分泌療法は、治療期間が長期に渡るため、薬の種類によって異なるものの、
●骨髄抑制という血液検査で分かる副作用
●吐き気、下痢、口内炎、更年期症状といった自覚する副作用

が問題となることがあります。副作用だけでなく、他の病気で使用されている併用薬との薬物相互作用も調べる必要があります。

上手に内服するためには、治療の必要性を理解し副作用や治療スケジュールの説明を聞き、患者様が納得した上で治療に参加していただくことが必要です。
そこで、外来で内服抗がん剤治療及び内分泌療法中または治療を予定している乳がんの患者様を対象とし2009年1月より広島大学病院で薬剤師による乳腺外来を行っています。
曜日により担当する薬剤師は異なり、副作用などの説明をし、悩みなどの相談にも応じています。

点滴での抗がん剤の治療スケジュール

説明書