広島大学病院には、医療の質と安全の向上を目指して活動を行っている医療安全管理部という部署があります。医療安全管理部では、院内のインシデントやアクシデントを集計・分析し、改善点を提案することで、医療事故を防止するとともによりよい医療を提供できるよう働きかけています。
薬剤師は、医療安全管理部の一員(リスクマネージャー)として、薬剤関連のいろいろなリスクに対して的確な指摘や対策を提案しています。また、薬に関する様々な院内のワーキンググループの一員としても、他職種と話し合いを行い、日々改善策を検討しています。
薬剤部内では、薬剤部の各部署にリスクマネージャーを助けるリスクマネージャー・アシスタントを配置して、職員みんなで薬剤に関するリスク軽減に取り組んでいます。その他、薬剤関連のインシデント事例や薬剤部ニュース(1回/月)を院内へ広報することで、医療安全に大きく関わっています。